曽我丘陵は曽我梅林やみかん畑などが有名な丘陵地帯で、東海道線・国府津駅から乗り継いで1駅・2駅とアクセスの良さが魅力。低山なので冬季のハイキング・特に梅の時期(2月)におすすめの山域です。
曽我丘陵の特徴


初級者視点の評価
簡易度の評価=気楽になればなるほど高い点になる表となりますので、参考程度でお楽しみください。
初心者におすすめランクTOP30はこちら
結論>超初心者向けです。逆に登山かと言われると違うかなと想うほどです。ウォーキングに近いルートです。少し距離はありますが、標高差は高尾山より楽な300mちょっと。舗装道のみで歩けるので、山登りを始める際の足慣らしや、冬の運動不足解消、富士山を見に行きたい方にはおすすめの山です。
おすすめポイント
・富士山・箱根山・相模湾の眺望
・曽我梅林・梅の花見ウォーキング
・全て舗装路でスニーカーでも歩ける
・電車だけでアクセス可能
・複数ルートから選択可能
お気楽度的マイナスポイント
・農道中心のルートなので山小屋等はなし
・トイレは仮設トイレが中心
お気軽度的なマイナスポイントはほとんどなし
登山口へのアクセス
下記は下曽我駅へのアクセス方法になります。
【下曽我駅までのアクセス】
電車・バス
JR東海道線国府津駅で乗り換え(東京駅から約1時間・横浜駅から約45分)
JR御殿場線下曽我駅までは御殿場駅から1駅4分
マイカー
縦走ルートのため、マイカーは不向き
※駅周辺の駐車場は国府津駅の方が多いため、車と電車を併用する場合は国府津駅周辺の有料駐車場を利用する方がよいでしょう。
ルートマップと行動時間
※地図はYAMAPの私の活動履歴より※
標高差MAPと区間別行動時間
登り道はほぼ車道なので、体感この図よりも角度は楽に感じます。はじめの六本松跡まで到着すればあとは比較的平坦な道が続きます。見晴台は寄り道をしたため、キツイ場合はパスできます。
行程photoギャラリー
YAMAPやYouTubeでもご紹介していますので良ければそちらもご覧下さい。
曽我丘陵で富士見&海見ハイキング(YAMAP)
【解説】曽我丘陵でお気軽ハイキングガイド・富士山眺望を楽しむ(YouTube)
下曽我駅から六本松跡へ

御殿場線・下曽我駅からスタート
御殿場線はJR東海道線の国府津駅から乗り換え。1時間に1~2本程度の運行なので、時間に余裕を持って利用したい。
駅から住宅街と農道を進み六本松跡へ
スタート直後は宗我神社の大鳥居や、住宅街、3万5000本の梅が植えられているという曽我梅林の梅林を横目に歩く。20~30分程歩くと登り坂がスタート。車道(農道?)を30分程登ると六本松跡に到着します。




見晴台から五国峠農道記念碑へ

一本松跡から見晴台へ
六本松跡の先にある一本松跡は開けた場所、その先寄り道をした見晴台も小さな公園のような場所でベンチあり。休憩場所はこの先少なくなるので、早めですが小腹が減ったらこのあたりで休むもあり。
ミカン畑で直売発見
見晴台で箱根山と富士山の眺望を楽しんだ後、五国峠農道記念碑までは平坦な道。今回はこの区間でオレンジの直売がありました。大きなオレンジが3個入って100円!? 安すぎて即購入しました😍




西山農道休憩所から国府津駅へ

後半戦の2つのチェックポイント
五国峠農道記念碑と西山農道休憩所は後半のチェックポイント。ともに石碑があります。このあたりから相模湾側の眺望や、丹沢方面、湘南方面の眺望が開けてきます。遠く房総半島も見えました。
西山農道休憩所
西山農道休憩所にも仮設トイレがあります。早咲きの桜とその背景には富士山という構図は最高でしたが、振り返った相模湾側もめちゃくちゃ綺麗でした。




国府津駅周辺で下山メシ

電車だけで行く際のお楽しみ!ビールと下山メシ😍
国府津駅に戻る道中も平地に降りてなお富士山は綺麗に見えました。このあたりに住んでいる人達にとっては富士山の眺望は当たり前なんですね。
そんなこんなで国府津駅に到着。下山メシを頂こうとGoogleで探してみると駅前には数件、徒歩圏内でも数件あり、10件弱の候補。今回はその中からアクセス重視・コスパ重視で駅前の街中華やさんにイン。JRの社員さんが複数組ランチを食べてました。刀削麺に餃子にビール(ノンアルですが)。最高でした。




曽我丘陵は初心者向けか
※高尾山を⭐4,筑波山を⭐3のイメージ。
※初級ヘタレ山楽家が勝手な主観で判断した曽我丘陵の評価。
お気軽コースなので初心者に完全におすすめできます。ただ、登山を楽しむ目的に自然の道を歩きたい、岩場を登って行きたいなどがある場合はちょっと違うかなと。逆に気軽に富士山の眺望を見たい、景色を楽しみたいなどがある場合はおすすめですね。足慣らしや運動不足解消目的にもおすすめ。私は上大井駅からのルートにも興味ありなので、次回はそちらに行ってみようと思います。