関東近郊で日帰り登山・初心者向け登山として人気の山の笠取山。笠取山へのアクセス・ルート・難易度をご紹介。

笠取山の特徴と景色動画

笠取山は埼玉県秩父市と山梨県甲州市の境にある標高1953mの山。笠取山で有名なのは山頂手前の急登や多摩川の源流最初の一滴のひとつ「水干(みずひ)」、多摩川・荒川・富士川の分水嶺となる「小さな分水嶺」など。YouTube動画などもたくさん上がっている人気の山です。個人的にもそのイメージでしたが、そのイメージが強すぎてこんなに眺望が良い山のイメージがありませんでした。というのが個人的な感想でした。笑

「サラッと山の景色動画
笠取山・山頂付近からの2分眺望動画

初級者視点の笠取山評価

初心者の方や、体力に自信があまりない初級・中級者の方向け評価です。山頂ビールを楽しみに登るヘタレ登山愛好家の完全主観。簡易特徴の評価=気楽になればなるほど高い点になる表となりますので、参考程度でお楽しみください。

初心者におすすめの私的ランク22位/50位
簡易度29位/楽しさ7位

初心者におすすめランクTOP30はこちら
結論>登山口までの距離や行動距離・標高差を考えると初心者向けではないかも?でも体感斜度はそれほどでもなく行動時間も短くて済むので日頃運動している初心者の方だったいけそうだし、景色も良くて楽しく登れる山なので、経験者の方と一緒に是非行ってみて欲しい山です。

素点の個人的アバウトルール

ルートマップ(作場平往復)

笠取山ルートマップ・コースマップ

※地図はYAMAPより※ ヤブ沢ルート・一休坂ルートは登山道内の情報では一休坂ルートが「急登」「下り推奨」となっていたので、登りヤブ沢・下り一休坂で行動。ただ、一休坂を下っていた感覚ではそこまでの急登ではなかったので、どちらの選択もありです。ヤブ沢の登りは終始穏やかです。

難易度とコースタイム

笠取山のコースは作場平からのピストンコース以外にも唐松尾山・西御殿岩などを経由して大きくグルっと回る周回するルートがあります。そちらは距離約17㎞・累計標高差1300m・コースタイムは約9時間と健脚者向けルートになる為、今回は一番短く・難易度が低いピストンコースのみご紹介します。
作場平登山口~笠取山往復ルート

登山口/作場平駐車場
ルート/作場平~ヤブ沢峠~笠取小屋~笠取山山頂~水干~笠取小屋~一休坂~作場平
行動時間/登り2:30・下り2:30
距離/10㎞
 累計標高差/780m
難易度/★★☆☆☆ 体力/★★★☆☆

※距離10㎞と距離はしっかりあるものの斜度は最後の急登のみ

個人的見解としては、作場平~のピストンルートは「初心者~初級」で楽しめる山です。行動距離10.6㎞・累計標高差800m・往復行動時間(休憩抜き)5時間
山頂直下の急登イメージや、往復5hの行程から考えると初級~中級かなと思っていましたが、ヤブ沢ルートは笠取小屋まで急登箇所がほぼなく、優しく淡々とした登りを提供してくれており、登山道も比較的広く整備されていて歩きやすいです。注意する箇所は有名な頂上直下の急登区間とその後の本当の山頂までの痩せ尾根の岩移動区間ですが、ともに区間としては短く、ゆっくり丁寧に進めば初心者・初級の方でも楽しめる山です。

初級へたれ登山愛好家のコースタイム

実際の通過時間や休憩時間の詳細

私が参考にするYAMAHACKさんのコースタイムは約5時間程度。自分達の行動時間合計は約5時間・休憩を含む合計時間は6時間45分。休憩合計だけで1時間45分も休憩していて、思った以上に休憩している自分に驚いた部分はありますが、行動時間はほぼコースタイム通り。私のようなヘタレでも休憩を抜けばコースタイムに近い時間で登れる山というのも好感が持てる感じでした。ヘタレの数値からも、ある程度長時間歩く事ができる方であれば、初心者でも充分登れる山だと言えるでしょう。

行程photoギャラリー

行動履歴やこの他の写真はYAMAPにもUPしているので、そちらもよければご覧ください。
「笠取ラスボス後の絶景最高!こんな絶景聞いてないよ!の巻」

作場平駐車場から一休坂分岐まで 

作場平駐車場とトイレ

コースタイムは35分・私達の行動時間は30分
私が行ったのはGWのど真ん中2023年5月3日。駐車場の到着は5時半位でしたが、すでに多くの車が止まっており、空きスペースは2台のみ。30台程しか止められないので、注意が必要です。ただ、笠取山はテント泊をする人も多くいるため、車の出入りは比較的多いもよう。それよりも注意が必要なのが、東京方面から向かう場合、勝沼ICから大菩薩峠の入口経由して向かいますが、最後の一ノ瀬林道は車が交差できない箇所が多い狭い山道になっているのでご注意ください。作場平登山口から一休坂分岐までは沢沿いの気持ちの良いハイキングコースで、急登もなく、ウォーミングアップにちょうどよい気持ちの良い登山道が続きます。

作場平駐車場から一休坂分岐の間には一定の距離の中で何個もベンチがあり、ゆっくりと進めるコースでした。一部二手に分かれるルートがどちらに行けば良いか分からなくなりましたが、最終は合流する形でどちらでも問題なしです。

一休坂分岐~ヤブ沢峠〜笠取小屋 

笠取小屋缶ビール

この区間のコースタイムは1時間25分・私たちの行動時間は1時間5分
一休坂分岐からヤブ沢峠の道のりも沢沿いの道が続き、沢のせせらぎをききながら穏やかに登るルートが続き、沢から離れて少し登ったらヤブ沢峠の分岐に到達。峠からは車も通れる山道を行き、約15分で笠取小屋に到着。
某TV番組「日本百名山」で放送されていた源流で淹れたコーヒーを購入。行動食の乾きものとランチパックで小腹を満たす。
ここまでの行動時間は1時間35分・小屋での休憩込みで2時間20分。休憩後に小屋の外にあるトバイオトイレを借りました。すごくキレイなトイレでしたが、もう一つのトイレは新聞紙やその他のゴミが捨てられた影響で詰まってしまって使用不可でした。山の上の環境を守るために気を付けないとですね。

笠取小屋で購入した源流コーヒーは200円・缶ビールは500円・笠取山のバッチも500円でした。山小屋に人がいない事もあるそうですが、私が行った時は運よく人がいて、忙しそうでしたが、「何かいる?」と声をかけてくださったので助かりました。コーヒーはない時もあるみたいです。

笠取小屋~笠取山山頂まで 

笠取山眺望・富士山

笠取小屋~山頂まではコースタイム50分・私たちの行動時間は57分
笠取小屋から山頂直下の急登入口までは小さな分水嶺への道とまき道など、2つの選択肢がある道が3回ほどあります。小さな分水嶺以外はまき道を選択しても良いと思います。最後の急登はネットでも多くのところに掲出されている有名な直登ですが、実際にはつづら折りのような形で斜めに登れる場所も多くあり、思ったより広い道でした。キツイはキツイんですが、ここまでのルートが比較的楽に登れていたので、本当に短い間の辛抱で、ゆっくり歩けば大丈夫です!そして、イメージがそこまでなかったですが、登り切った後の270度の眺望・山深い奥秩父山塊の山々から富士山・北アルプスまで見える絶景は脱帽ものでした。

笠取山山頂到着!と…思いきや。実は、笠取山の山頂1953mはちょっと先にありました。手前の「笠取山標識」から5分程度ですが、痩せた岩尾根を5分程歩くと本当の山頂に到着できます。こちらも富士山や大菩薩嶺の眺望があり、絶景です…が、270度の眺望を見た後だったので、「ここもいいねぇ~」で終わってしまいました。笑

笠取山山頂~水干~下山まで 

チーズベーコンミルクスパゲティ

笠取山山頂からはルートとしてそのまま折り返して戻るルートもありましたが、せっかくなので、多摩川の最初の一滴が流れるという「水干(みずひ)」を経由する為、そのまま直進してラウンドするルートを選択しました。
水干のポイントは時期や日によって水が出ていたり・出ていなかったりするらしく、当日は出ていませんでした。水干から少し下がったところには水が溜まっている場所があるそうですが、お腹がすいてしまった為、本日はパスして近くのベンチにて昼食。本日のランチはYouTubeを参考にしたパスタ×水・牛乳・ベーコン・オリーブオイル・チーズを入れたスパゲティを作りました。ちょっとうまくいきませんでしたが、残り汁に塩むすびを入れたリゾットがめちゃくちゃ旨かったです!笑

水干から最後に「小さな分水嶺」に寄ってみました。多摩川・荒川・富士川がここから分かれるという不思議な気分を味わい、笠取小屋付近で山桜を撮って下山へ。下山は笠取小屋から一休坂のルートを通ってひざ痛とかかと痛を抱えながらの下山となりました。

笠取山の見どころと注意点

笠取山の見どころ
・最後の直登、急登が超有名
・直登を登り切った後の270度の眺望
・奥秩父山塊の主脈に位置する
 ※雲取山から続く稜線に位置する
・天気がよければ富士山・南アルプスまで見える
・最後以外は緩やかな登りで登りやすい
・多摩川・荒川・富士川の分水嶺
・多摩川の最初の一滴に出会える
・笠取小屋でのテント泊も楽しめる
笠取山の注意点
・登山口までの道の狭さ(一ノ瀬林道)
・駐車場の台数の少なさ(30台程度)
登山道中の注意点が思いつかない位少なかったので、やはり登りやすい山だと思います。

笠取山は初心者向けか

笠取山は結論として、超おすすめの山です。最後の急登以外は比較的優しい登山道で楽しめました!しかし今回は事前準備で反省しました。最後の急登の印象しかなかったですが、衝撃的な山頂周辺の景色のすばらしさがありました!富士山・北アルプスはもちろんのことですが、奥秩父山塊の奥深くにある緑に囲まれた世界も奥深い景色も感動的。もう少し下調べしていれば手前の山々がどんな山か知る事が出来ましたし、そうなれば感動もまた大きくなったハズ!1953mという標高も「意外と高かった」と思ってしまいました。事前準備はしっかりして登山に向かうことが大事だと改めと知りましたので、皆様はYouTubeその他で沢山アップされている情報があるので、チェックしてみることをお勧めします。

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